くだもの豆知識

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***梨編***
熊本といえば梨!梨と言えば熊本!というくらい熊本の梨は美味で有名です。
梨は日本で栽培されている果物の中で最も古くから栽培されている果物です。
古来、「日本書紀」に梨を栽培する技術が書かれてあり、昔から甘党の多い日本人に好まれていた果物です。
中国では利尿作用のある果物として有名ですね。
表皮に張りがあり、均等に丸くずっしり重いものが一般的によいとされています。
ビタミンやクエン酸、リンゴ酸を含んでいて、せき止めや声がれにも効果的。
 
幸水(糖度13〜15)
菊水に早生幸蔵を交雑して育成した早生品種で、『幸水』と名づけられました。時期的にも一番早く登場するこの幸水梨は、果肉は白色で果心が小さく、肉質はち密で軟らかいのでシャキシャキした食感があり、甘み水分共に多く、柔らかめの品種です。
 
豊水(糖度14〜15)
赤ナシ(幸水・豊水・新高)の代表品種。果肉は白色で柔軟、多汁、ち密で甘みと少し酸味がある濃厚な味です。糖度13度以上で、幸水にくらべ果肉は柔らかめです。
また豊水は一斉に成熟するため収穫期間は短いですが、日持ちがよい品種です。
 
新高(糖度13〜14)
熊本は新高梨生産量全国No.1。大きくて美味しい「ジャンボ梨」の栽培でも有名で、子供の頭くらいの大きさに育ちます。果汁は甘くていい香り。
丸ごとかぶりつくとポタポタしたたるほどジューシーです。
酸味や渋味が少ない分「甘味」が強く前に出きます。
お客様の中には「甘すぎる・・・」との声もありますが、他の品種の梨に比べると果肉が厚いので、食べたあとの満足感はダントツです。
 
新興(糖度12〜15)
大玉で見栄えが良く、果肉が柔らかいのが特徴です。もちろん甘く、果汁もたっぷりで日持ちも非常に良く、贈り物に最適です。
実には袋を2回かけ直し、直射日光の強い光を当てないため、肌がつるっとして美しく、まろやかな風味を保っております。
 
晩三吉(糖度12以上)
日本一大きな赤梨として有名で、正式名称「おくさんきち」と呼び、大粒種でジューシーなのが特徴です。この梨は貯蔵することによって一層品質が向上し甘みが増してきます。純白の果肉で歯切れはよく、その大きさからは想像できない上品な甘い香りがあります。
1玉あたり約1kg、直径およそ赤ちゃんの頭ほどのただものではないジャンボな梨です。