くだもの豆知識

スイカ編 | メロン編 | みかん編 | ぶどう編 | 梨編 | リンゴ編 | その他

***ぶどう編***
ぶどうにはガンや動脈硬化、老化を予防する働き、そして悪玉コレステロールの酸化を抑制する働きがあるポリフェノールが豊富に含まれています。ぶどうの主成分であるブドウ糖や果糖は、病人にブドウ糖点滴をするように、疲労回復に即効性があり、鉄分、ナトリウム、カルシウムなどのビタミン類も豊富です♪
ぶどうを選ぶ基準としては、茎が青々とし果粒がはちきれそうなみずみずしい房で、果実全体に白い粉のような結晶が出ているものを選びます。この白い結晶はブルームといって、ぶどうの糖分が果実に出て固まったもので農薬ではないので、安心して食べてください。
ブドウのふさは、かたが一番甘く、ふさの下に行くほど酸味が強いので、試食は一番下のほうが良いかな。
 
巨峰(糖度17〜20)
ぶどうの王様「巨峰」。大粒で糖度が高いのが特徴で、上品な香りがあり食味は極めて良好。そのままでももちろん美味しいのですが、冷やして食べたり、凍らせてシャーベットにしても美味しく召し上がれます。
樹で完熟すると軸の部分が褐色になり脱粒しやすくなる事があります。
 
ピオーネ(糖度16〜21)
ぶどうの王様が巨峰なら、このピオーネ(正式名称はニューピオーネ)は「お姫様」です。それはなぜか?父は「巨峰」、母は「カノンホール・マスカット」だからなのです。ピオーネは、種無し・大粒が特徴の黒系ぶどうで、「種無しの巨峰をひと回り大きくした葡萄」というと語弊があるのですが、見たことがない方にとっては一番イメージしやすいでしょう。
巨峰よりも大粒で種がなく、甘みが強いのでついつい食べすぎてしまうかも。
 
デラウェア(糖度18〜20)
普段良く食べる種なしぶどうの元祖「デラウェア」。
ジベレリンという植物ホルモンを利用することによって種が入らないように処理して作られています。小粒で甘みも強く、種が無いので食べやすいのが特徴です。
 
ベリー
糖度が高くて酸味と甘みのバランスがベリーグッド。
皮が黒いぶどうなのですが、果肉は赤みがかかった白色でしっかりした食感が魅力です。赤ワイン用の醸造用として有名なベリー種は酸っぱそうなイメージがありますが、よく完熟させると甘みが出てきて大変美味しいです。